試薬の (1)購入、(2)管理、(3)使用、(4)廃棄手順
(1)購入
まず研究室の薬品庫に在庫が全くないことをくまなく探して確認してください。
- 試薬を研究室で新規に購入
(a) MSDS等使って安全性と安全な取り扱い方を確認
(b) 試薬カタログリンクを使ってリンク先の全ての試薬の値段を調べる
(c) 実験の見通しを立てて必要な純度、容量を決定する。
(d) 最安である場合は購入依頼。最安でない場合は、相談して決定。
- 消耗品試薬の購入(空瓶がある場合)
(a) 空瓶をアセトンで2回以上乾燥後ニオイが無くなるまで洗浄し、試薬メーカーごとに分類。試薬管理データベースより情報を抹消。
(b) 支持塩などの場合は不純物の問題があるので出来るだけ同じメーカーのものを購入依頼。
(c) 汎用有機溶媒(アセトン、アセトニトリル、ヘキサン、酢酸エチル、ジクロロメタン、クロロホルム、2-プロパノール、テトラヒドロフラン、メタノール)は一斗缶が空になった時点で購入依頼。
(d) 乾燥用塩化カルシウム、乾燥用シリカゲルなど無機塩類は、空瓶処分、試薬管理データベースより情報を抹消後、購入依頼。
(空瓶が無い場合は出てくるまで捜索)
- 購入依頼は、試薬購入ノートに記載して、西海にメールで知らせて下さい。
(2)管理
試薬が届いたら、購入依頼を出した人が試薬を試薬管理データベースに登録し、バーコードを試薬ビンに貼り付けてください。
(3)使用
試薬の使用前後に試薬管理データベースを用いて使用量を記録します。
バーコードの無い試薬は使用してはいけません。
(4)廃棄手順
- 溶媒、試薬等の実験廃棄物 (福井大学実験廃棄物及び廃水等取扱作業部会の情報)
廃液タンク、一斗缶に適切に廃棄。廃液タンクの内パッキン(液漏れを防ぐ)を無くしてはならない。
- 試薬ビン等の廃棄
空瓶をアセトンで2回以上乾燥後ニオイが無くなるまで洗浄し、試薬メーカーごとに分類。試薬管理データベースより情報を抹消。
- 試薬のついた破損ガラス器具の廃棄
汚れの程度に応じて分けておき、新聞紙に危険の無いようにくるんで捨てる。
これら廃棄手順の詳細マニュアル